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2000年代 デザイン装飾
2000年初頭、大変ショッキングな光景に出会う。
2002年ワールドカップのPRを改装工事中のビルの養生シートに
デカデカと印刷した物件にソウルで出会った。
日韓共催当時の日本では想像できなかった光景を韓国でみる。
これこそ求めていた、現場の変化であり、研究テーマであった。
「現場は第2の住宅展示場」のコンセプトにピッタリ合致した。
当時、韓国は現場の瑕疵比率が異様に高く、それを日本の養生を
利用して何とか軽減したいとの依頼があり、99年の10月から韓国の
現場調査に乗り出していた。
その当時から韓国の現場の外周りは日本の現場に比べて
整然として綺麗であり、仮囲いも3m以上あり、現場内部を見ることはできなかった。
しかし、現場(室内)に入ると、エレベーターは傷だらけ、クロスは剥がれているし
モノがぶつかって破れているしフロアーは養生がしていないため
真っ白で傷があるのか無いのか分からない状態
(その後、香港にも調査に行くがソウルの状況と同じである)
日本の室内養生の良い点と、アジアの現場壁面を
アートスペースに利用する手法を融合させない手は無いなと直感し
日本の現場仮囲いをCMスペース、アートスペースに変化させる
研究を開始する(変化=変家 家を変える小冊子を作成)
「ビジュアル看板のデザイン」と「展示」の研究
(実際に住宅の展示会に出展し、アイキャッチ
集客手法、展示手法、成約手法を実際の体験の中で会得していく)
同時に、東京、大阪、鳥取、福岡で「現場は第2の住宅展示場」の
勉強会、セミナーを実施し、工務店経営者やリフォーム店経営者
現場監督工務者の方に
4S(整理・整頓・清・潔躾)プラス「感動」の実施を説いてまわる。
展示会装飾設営、イベントデザイン